理学部について

理学部の改革について

「改革」についての考え方

「大学の冬の時代」と言われる今日、ほとんどすべての大学が何らかの「改革」を看板に掲げています。 しかし、学習院大学理学部では、時代に流され、宣伝のためだけの上辺の「改革」を進めることには、なんの意味もないと考えています。
 そもそも、私たちは「冬の時代」だろうが「春の時代」だろうが、いつも、最良の教育と研究をおこなうことを目指して最善の努力を続けてきました。 もちろん、全てが完璧とは言えませんが、これまでの長い経験の中で育ててきた重要なものはたくさんあります。 時代に軽薄に流されることなく、守るべきものはしっかりと守り、そして、変えるべきものは着実に変えていきたいと思います。

 

入試の改革について

学習院大学理学部では、単なる宣伝のための無意味な「入試改革」はおこないません。 本学で学んでいただくのにふさわしい学生さんに入学してもらえることを最優先に、入試のあり方を考えています。
 一般選抜については、受験生の実力を私たちが「肌で」感じることのできるような問題を出題し、一枚一枚の答案を教員がていねいに採点することを心がけています。 2018 年度には一般選抜の複数回入試を導入し、受験機会を拡大しました。この2018年度から始まったプラス試験では、「物理基礎・物理」の問題数を従来の3問から2問に減らし、第1問では考える力や表現力も重視する記述式の問題を、第2問は数学との融合的な問題を出題しています。また、数学科のプラス試験は、数学と英語だけで受験することができるようになりました。さらに、化学科では、2021年度入試から大学入学共通テストの成績のみで受験できる制度を導入しました(化学科のプラス試験はなくなりました)。
 一般選抜だけでなく、2007 年度から物理学科の公募制推薦の制度がはじまり、現在は全ての学科で学校推薦型選抜を実施しています。この制度では、本学で勉学・研究を行うことを強く希望する方を対象に、一般選抜とは異なった観点から受験生の資質・能力を判断しています。

教育の改革について

学習院大学理学部では、物事の根本を論理的・実証的に分析・考察する能力、その結果を総合し実地に活かす技能、考えや知識を他人に的確に伝える技術を備えた人材を育成することを目的に、不断の改革を重ねています。しかし、2020年に世界中に広まった新型コロナウィルスの感染は、大学教育に大きな影響を与え、教育を維持・発展させるためには、非連続な改革が必要となりました。理学部では、オンラインで分かりやすい情報を提供するための専用ページの開設、オンライン教材の提供、感染が下火になったあとは対面実験の実施等に取り組みました(詳細は理学部同窓会だより「想」に掲載された岩田理学部長の文章をご覧ください)。

研究の改革について

研究を行うことは、社会における大学の重要な役割の一つです。学習院大学理学部の研究上の目的は、教育及び社会との関わりに最大限配慮しつつ、科学の発展に本質的な形で寄与することです。そのために、個々の研究者や研究室が優れた研究を行うことに努めることはもちろんですが、社会的な要請に応える共同プロジェクトを実施しています。近年の例では、超高齢化社会の到来を見据えた文理融合の研究ブランディング事業、環境に負荷をかけない持続可能な省エネルギー社会の実現に寄与することを目指した私立大学戦略的研究基盤形成支援事業、また、より広い観点から持続可能な社会の発展に寄与することを目指した学長裁量枠事業を行ってきました。2021年度からは、Society 5.0が唱道する人間中心の社会を実現に寄与することを目指した学長裁量枠事業を理学部の総力を挙げて実施する予定です。研究プロジェクトの詳細については、本理学部ページの「研究プロジェクト」をご覧ください。

2009年自然科学研究棟を新築

2009年、生命科学をはじめとした、理学部の新しい研究の中心となる、自然科学研究棟が完成致しました。目白キャンパスの南側、豊かな森をバックに、地上9階、地下1階の新棟には、学生用自習スペース、学生実験室、生命科学・化学・物理の実験室などがあります。
これにともなって、南四号館を改装し、数学科の全研究室と理論物理学の研究室を収容しました。数理科学の強力な拠点となります。

新棟イメージ画像

新棟の完成図。手前は南一号館。

生命科学教育・研究がスタート

学習院大学理学部では、1991年に開設した生命分子科学研究所を中心に、第一線のポストゲノム時代の生命科学の研究を進めてきました。その実績をふまえ、生命科学の本格的な教育・研究にのり出しました。
2008年の春に、まず大学院生命科学専攻をスタート致しました。
さらに、2009年の春には、新しい学科である生命科学科を立ち上げました。
 これによって、従来の、数学、物理、化学という理学の基本的な柱に生命科学をつけくわえ、より包括的な理学部に生まれ変わりました。
より詳しくは、「生命科学プロジェクト」のページをご覧ください。

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4つの学科から成る、創造の場所

学科・専攻紹介

数学科

DEPARTMENT OF MATHEMATICS

代数学・幾何学・解析学が相互に融合し発展する、現代的で美しい理論の構築をめざし、単なる計算技術ではない創造的な研究を進めています。

化学科

DEPARTMENT OF CHEMISTRY

自然界のさまざまな現象や、くらしの中に存在する物質に注目し、基礎から応用まで最先端の分野で研究を行っています。

物理学科

DEPARTMENT OF PHYSICS

ミクロな原子や素粒子、身の回りの多彩な物質、生命を支える生体分子、そして宇宙にまでおよぶ最先端の研究を行っています。

生命科学科

DEPARTMENT OF LIFE SCIENCE

独創性を重んじ、分子から個体まで、微生物から動物・植物まで、幅広く生命の本質を見据えた最先端の研究を進めています。

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