教員紹介

生命科学科教員

安達 卓 教授(動物生理学)

個々の動物器官にみられる形態にはそれなりの意義があると考えられ、各種に固有の摂食・生殖などの行動様式の進化、自身の内部でのエネルギー分配による生理学的制約、また捕食者・競争者など他の生物との関係に基づく生態学的特性などが、複雑に作用していると考えられる。遺伝学的な研究に優れたショウジョウバエをはじめとした昆虫を用いて、これらの問題を研究している。

安達 卓 教授

岡田 哲二 教授(構造生物学)

細胞の表面を形成する脂質二重膜中には、物質輸送や情報伝達など重要な機能を担う膜タンパク質も存在している。これらは水に溶けにくいために立体構造情報を得るのが困難であるが、視覚機能を担う膜タンパク質を中心としてX線を用いた高分解能解析をめざす。

【受賞歴】Thomson Scientific Research Front Award 2004、文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞

岡田 哲二 教授

尾仲 宏康 教授(微生物科学)

微生物は地球上全ての場所に存在しているが、目に見えないために私たちは普段気に留めることはない。だが実は微生物はとても多様性に富み、全ての生態系の基盤を担っている。私たちは分子生物学的手法を用いて微生物を観察し、その生き方を理解し、生命進化のヒントを得たいと考えている。

【受賞歴】日本放線菌学会大村賞(学会賞)・日本感染症医薬品協会住木梅澤記念賞等受賞

〇〇 〇〇 教授

清末 知宏 教授(植物分子生理学)

植物は光を光合成のエネルギー源としてだけではなく、外界を知るためのシグナルとしても利用している。植物が光受容体を介して受け取った光情報をどのようにその成長・分化の制御に利用しているのか、その仕組みをモデル植物シロイヌナズナの遺伝子から解明する。

【受賞歴】日本植物細胞分子生物学会奨励賞を受賞

清末 知宏 教授

嶋田 透 教授(生物遺伝資源学)

日本の伝統的な生物遺伝資源であるカイコおよび近縁蛾類のゲノム研究を進め、変異体や地理的系統などを利用して形態、生理、行動などを支配する遺伝子を解明している。特に、カイコの祖先がクワを唯一の寄主植物として利用するに至った理由など、長い時間をかけた生物進化と、人類による家畜化の機構を明らかにしようとしている。研究成果の産業への応用にも関心がある。

【受賞歴】日本蚕糸学会賞を受賞

嶋田 教授

高島 明彦 教授(神経生物学)

アルツハイマー病は最初に記憶障害が起こり、人格変化を伴い認知症となる。アルツハイマー病治療薬開発のため、 アルツハイマー病の脳の中で起こっていることを分子レベルで解明し、治療薬開発を行う「脳を守る」研究を行う。 この研究は、病気の実体である記憶の機構や心の実体を明らかにする「脳を知る」研究に繋がる。

【受賞歴】Neuroscience Research Excellent Paper Awardを受賞

高島 明彦 教授

菱田 卓 教授(分子生物学)

DNA相同組換えは、遺伝的多様性獲得の原動力である一方、DNA損傷を正確に修復することでゲノム安定性維持に重要な役割を果たしている。日常的に発生するDNA損傷に対して生物は如何にしてゲノムの安定性を維持するか、その仕組みを酵母細胞等を用いて解明する。

【受賞歴】日本遺伝学会奨励賞を受賞

菱田 卓 教授

柳 茂 教授(分子生化学)

ミトコンドリアはエネルギーを産生する重要なオルガネラである一方で、その機能が劣化すると過剰な活性酸素種を撒き散らして、老化や老化に関連した様々な病気を誘発する。私たちは、ミトコンドリア膜上の新たなシグナル伝達機構の解明を通して、ミトコンドリアの機能改変による新たな抗老化薬の開発を目指している。

【受賞歴】日本生化学会奨励賞を受賞

柳 茂 教授

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4つの学科から成る、創造の場所

学科・専攻紹介

数学科

DEPARTMENT OF MATHEMATICS

代数学・幾何学・解析学が相互に融合し発展する、現代的で美しい理論の構築をめざし、単なる計算技術ではない創造的な研究を進めています。

化学科

DEPARTMENT OF CHEMISTRY

自然界のさまざまな現象や、くらしの中に存在する物質に注目し、基礎から応用まで最先端の分野で研究を行っています。

物理学科

DEPARTMENT OF PHYSICS

ミクロな原子や素粒子、身の回りの多彩な物質、生命を支える生体分子、そして宇宙にまでおよぶ最先端の研究を行っています。

生命科学科

DEPARTMENT OF LIFE SCIENCE

独創性を重んじ、分子から個体まで、微生物から動物・植物まで、幅広く生命の本質を見据えた最先端の研究を進めています。

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