学習院大学理学部での学生生活

  • 山手線・目白駅を降り立てば、目の前が学習院大学の西門です。緑の多い美しいキャンパスに、全学部が集まっています。サークル活動も活発です。まさに贅沢な「都心のキャンパス」です。時代の喧噪とは一線を画した独特で落ち着いたレンガ造りの校舎と、2010年に完成したモダンな校舎との融合を感じることができます。このような空気の中で、真に独創的な研究や、常に本物を志向する気長で丁寧な教育を心掛けています。学習院大学のキャンパスで、実り多い学生生活を味わってください。

  • 講義

    教員は教育について一家言をもった個性派ぞろいです。各々が最高の講義をおこなうべく意欲に燃えています。もちろん、質問も議論も大歓迎です。

  • 学生実験

    物理学科、化学科、生命科学科の学生は1年生のときから学生実験に取り組みます。学年が上がるほど本格的な実験に挑戦できます。

  • 工作工場実習

    専門的な製図・機械工作を実践的に学ぶ場です。真空装置など本格的な実験装置を自分で設計・製作できる「本物の技術」を身につけられます。

  • セミナー

    数学科1年生の「基礎セミナー」をはじめ、小グループの学生が自ら選んだテーマを学ぶ「数学輪講」、そして各学科の4年生の卒業セミナーは、少人数制教育です。教授の指導の下、専門書や論文を読み進めるうちに、プロ意識をもって文献に接する姿勢を学びます。

  • 演習

    本格的な問題を自分の手で解いて、クラスの前で発表する時間です。大学生にしか味わえない緊張感と喜びがあります。

  • 卒業研究

    4年生の全員がいずれかの研究室のメンバーになり、本格的な研究に参加します。大学の中に自分の本拠地ができます。総まとめとなる卒業研究の発表会は、最高のプレゼンテーションの練習の場でもあります。

  • 大学院

    大学院生は、理学部の研究活動の主力です。大学院生の多くは本学部の卒業ですが、他大学からの進学者も活躍しています。多くの大学院生が、学会や国際会議で研究成果を発表しています。

  • データサイエンス副専攻

    2023年度以降の入学者はデータサイエンス副専攻の制度が利用できます。理学部の学科に在籍しながら、現代社会に不可欠のAIの基礎となるプログラミング、データ分析、機械学習、数理・統計を効率的に学べます。

学習院大学理学部概要

【教員構成】
教授32名/准教授2名/助教31名(令和5年4月1日現在)
非常勤講師等(理学部所属)66名(令和5年1月1日現在)
【理学部教員の勲章・褒章】(過去10年間)
瑞宝中綬章4名
【理学部における外部からの研究費の実績】
-受託研究 令和5年度実績-
文部科学省
「光・量子飛躍フラッグシッププログラム」(平成30年度~令和9年度)1件
文部科学省
「宇宙航空科学技術推進委託費」(令和4年度~令和6年度)
1件

総務省
「グローバル量子暗号通信網構築のための研究開発」
(令和2年度~令和6年度)1件

総務省
「量子インターネット実現に向けた要素技術の研究開発」
(令和5年度~令和9年度)1件

(国研)科学技術振興機構
「戦略的創造研究推進事業 (個人型研究:さきがけ)」
(令和4年度~令和5年度)1件
「戦略的創造研究推進事業 (CREST)」(令和3年度~令和5年度)1件
「創発的研究支援事業」(令和3年度~令和5年度)1件
「革新的GX技術創出事業(G-teX)」(令和5年度~令和14年度)

(独)日本学術振興会
「二国間交流事業(インドとの共同研究)」(令和5年度~令和7年度)1件

(国研)日本医療研究開発機構
「精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト」(令和3年度~令和6年度)1件
「SRP(シグナル認識粒子)に作用する抗生剤の探索」
(令和5年度)1件

日本私立学校振興・共済事業団
「典型元素の利活用による先進的有機分子変換法の開発」(令和5年度)1件

-共同研究 令和5年度実績-
(国研)日本原子力研究開発機構
研究事業 1件(令和5年度~令和6年度)
(国研)宇宙航空研究開発機構
研究事業 1件(平成26年度~令和7年度)
アルゴンヌ国立研究所
研究事業 1件(令和4年度~令和5年度)

(大学)
同志社大学 研究事業 1件(令和3年度~令和5年度)
立教大学 研究事業 1件(令和3年度~令和5年度)
東京薬科大学 研究事業 1件(令和3年度~令和6年度)
東京理科大学 研究事業 1件(令和5年度~令和8年度)

その他企業8件

-その他(補助金、科学研究費助成事業(科研費)、寄附金含む) 令和5年度実績-

文部科学省
「科学技術人材育成費補助金(卓越研究員事業)」(令和2年度~令和6年度)1件

文部科学省科学研究費助成事業(科研費)(代表分)
学術変革領域研究(A)(公募研究)4件/基盤研究(S)1件/基盤研究(A)3件/基盤研究(B)17件/基盤研究(C)23件/挑戦的研究(萌芽)5件/挑戦的研究(開拓)(基金)4件/若手研究(基金)16件/研究活動スタート支援(基金)5件/国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))2件/国際共同研究加速基金(海外連携研究)3件/特別研究員奨励費3件

財団助成金 13件
【理学部教員が受賞した主な学術賞】(過去5年の在籍者を含む)
日本動物学会賞、井上学術賞、日本鉱物学会賞、有機合成化学協会第一三共・創薬有機化学賞、久保亮五記念賞、日本分光学会論文賞、熊谷記念真空科学論文賞、真空技術賞、日本植物細胞分子生物学会奨励賞、日本化学会進歩賞、文部科学大臣賞、Thomson Scientific Research Front Award 2004、日本生化学会奨励賞、日本セラミックス協会学術賞、有機合成化学協会奨励賞、Neuroscience Research Excellent Paper Award、日本応用数理学会論文賞、日本学術振興会賞、日本遺伝学会奨励賞、日本化学会学術賞、日本数学会賞秋季賞、日本蚕糸学会賞、文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)、文部科学大臣表彰若手科学者賞、JMSJ 論文賞、日本数学会解析学賞、福原賞、日本分光学会奨励賞、名古屋シルバーメダル、日本数学会幾何学賞、日本高圧力学会学会賞、フンボルト賞(Humboldt Research Award)、アメリカ化学会賞(Arthur C. Cope Scholar Award)、日本物理学会若手奨励賞、日本植物学会若手奨励賞、藤原洋数理科学賞、有機合成化学協会賞(学術的)、日本鉱物科学会賞、日本表面真空学会(真空部門)進歩賞、日本分光学会学会賞、井上研究奨励賞、Zoological Science Award・藤井賞、日本農芸化学会農芸化学奨励賞